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【学校長ブログ】こぎん刺し

「こぎん刺し」をご存じですか。今日、ある記事の中からその言葉を見つけ懐かしくなりました。私は、中1の頃、この「こぎん刺し」という幾何学文様の刺繡をして小袋を作ったことがあります。ずっと忘れていましたが、当時、授業に必須クラブという時間があってなんと私は、手芸クラブに所属していました。その時の作品の一つです。
「こぎん刺し」は津軽地方に伝わる針仕事から始まりました。江戸時代、津軽の農民たちは麻の着物しか着ることが許されず、保湿と補強のために、麻布に木綿の糸で刺し子を施して長く辛い冬を乗り越えていましたが、これが「津軽こぎん刺し」となっていきました。
沖縄やアイヌの染め物や織物など、民衆が日々使う工芸品を「民芸」といいます。このような「民芸」が引き継がれていく裏には、様々な歴史があるのだなと思いました。
さて、パレスチナ自治区ガザにも古来、母から娘に引き継がれる刺繍があります。民族衣装の一部に施された刺繍の美しさに魅せられる人も多いのですが、この刺繍も是非引き継がれて欲しいと思います。世界が平和で心穏やかに過ごせる日が一日も早く来ますようにと願わずにはいられません。

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