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【学校長ブログ】はらぺこあおむし


『はらぺこあおむし』という絵本をご存じの方も多いでしょう。先日亡くなられたエリック・カールの代表作です。懐かしくなって、学校の図書館に行って借りてきました。小さな子どもたちが「わあー」とかいいながら、きらきらと目を輝かせ、ワクワクししながらページをめくる様子が目に浮かびます。
おなか一杯に食べて満腹したあおむしは、さなぎになって 何日も眠り、さなぎの皮を脱いできれいなちょうちょになります。

成虫になるために、何故さなぎの時期が必要なのか長いこと解明されていなかったようですが、この時期は、殻の中でとても大きな変化が起こる大切な時期であることは確かです。人間でいうと、よくこのさなぎの時期を「思春期」にたとえます。外からは何が起きているかわからない。しかし、大人になっていく大切な時期。まさしく中学生、高校生の時期ですね。じっと我慢も必要。あたたかい声掛けも必要。叱咤激励も必要。しばらくはこの『はらぺこあおむし』を借りたままにして優しい気持ちになりたいと思います。

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