人生に役立つこと
とあるお昼のお祈りの時のお話です。
純心では毎日4限の授業終了後、お昼のお祈りをします。
その時、人生で役立つお話をしてくださいました。
そのお話を紹介します。
人を軽んじ蔑むとは、上から人を見下げることです。
つまり、自分が上で、相手が下だと。
相手を上から下へ見てよい唯一の正当な場合は、相手を起き上がらせるとために手を貸すときです。だれかがだれかを軽んじて見下すなら、その人はどうしようもない奴です。でも、この中の誰かが手を差し伸べ起き上がらせるために、下にいる人を見るのなら、その人は立派です。だから、だれかを上から下へ見るとき、心に聞いてみてください。
自分の手はどこにあるか。後ろに隠しているだろうか。それとも立ち上がらせるために差し伸べているか、と。
(「すべてのいのちを守るため」教皇フランシスコ訪日講話集より一部抜粋)