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【学校長ブログ】百合が咲いています

木陰に入ると風は涼しく感じられるのですが、一気に暑くなりました。
休日を過ごしている皆さん、熱中症には十分気を付けてお過ごしください。

さて、校内には200本近い百合の花が咲いています。
27日は聖母行列ですが、それまでもってくれればいいなと
多分先生方皆さん思いは一緒なのではないかなと・・・。
写真は事務室前の百合ですが、中高正門から事務室前まで、薔薇も百合もとてもきれいで、なんだか癒されます。永良部百合です。

この花を見ながら気づいたこと、考えたことがあります。
植わっているのは同じ種類の百合です。先週あたりから校内の百合が一気に咲いたのですが、桜島側では、ほんの数メートル離れた場所(仮にA地点とB地点としましょう)で花の咲き方育ち方に違いがあるのです。
実は、明らかに違うのは、A地点とB地点で球根を植えた時期です。
早く植えたA地点の百合は茎も太くどっしりと伸びています。葉も花も大きいです。それに比べ遅く植えたB地点の百合は丈も少し低く、花もこころもち小さく感じます。
植えた時期は一か月ぐらい違います。ということは、地中にいて地中で温められ、水や栄養をもらった量が違うのでしょう。
もちろんいろいろな要因があります。陽の光の当たり方は?風は?害虫は?1月の大雪の時どれくらい成長していた? 土の準備は?肥料は?園芸に関しては素人なのでよくわからないので推測です。

結果から言うと、植えた時期が違っても同じ時期に花が咲いた、ということは、遅く植えた方の球根の気持ちになってみると、気温や湿度が咲く時期になったとせかされ、ちょっと慌てたのかもしれません。来年はゆっくり余裕をもって、土を耕し、肥料を準備して植え付けをしたいと思います。

何はともあれ、小さくてもしっかりと香りを放っている花たちを大切に見守りたいと思います。週末の聖母行列が、記憶に残る、心に残る行事となりますように。