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夢に向かってチャレンジ

高校3年生の英語コースの生徒に中学2年生へお話をしてもらいました。

まず初めに、私のことを紹介します。
英語が好きだったので、英語コースを選択し、部活動は放送部に3年間所属していました。そして、今年の春から上智大学文学部フランス文学科に進学します。

私がどんな高校生活を3年間送ってきたか、
そして純心高校に入学した理由について、お伝えします。

まず1つ目の高校生活について、私がどのように高校の勉強に取り組んだか、お話します。

私が特に力を入れたのは、英語の勉強です。
将来英語を使う仕事に就きたいと考えているので、高校生のうちに英検準1級を取得することを目標にしていました。私が準1級を取得するために実践したのは、参考書をひたすら解くこと、速読力を高めえるために英語の小説を読むこと、そして学校の英語授業を活用して、高度な文法構造や長文読解スキルを学ぶことです。これらの対策によって、準1級を取得することができたので、同じ目標を持つ方にも参考になればいいなと思います。

次に部活動についてです。
最初の自己紹介でもお伝えしたように、私は放送部に所属していました。放送部は学校内外でも活動が豊富です。2年生からは部長を務めさせていただき、いろんな思い出があります。中でも、去年の夏に開催された2023かごしま総文が一番の思い出深いです。
本当に開催当日までハプニングの連続で、顧問の先生方をはじめ、たくさんの先生方にお世話になりながらも、みんなで協力して大会を運営するという貴重な機会に携わることができ、光栄でした。
他にも、海音寺潮五郎の朗読会、万世特攻記念会館での朗読会、テゲテゲハイスクールのラジオ番組にも出演させていただきました。まだまだ話しつくせませんが、すべて純心放送部の一員であったからこそ経験できたものであり、顧問の先生方とこのような機会を下さった関係者の方々に感謝しています。そして、純心放送部として過ごせた3年間は私にとって一生の宝物です。

次に純心高校での思い出についてです。
純夏祭の時、私のクラスでは海外フォトブースをテーマに展示をしました。次に、クラスマッチでは1年次にベージュ、2年次にピンク、3年次に黄色のクラスTシャツを自分たちで作りました。
体育祭では高校3年みんなでパフォーマンスしたマスゲームで、純心生のチームワークの強さを実感しました。
そしてニュージーランド研修では、アリ先生が様々な観光名所を案内してくださったり、週末は様々なホストファミリーとの時間を楽しんだりして、異文化交流が深まった2週間でした。

このように、様々な学校行事を通して、女子校だからこそ得られる充実感を体験したのですが、クラスメートと教室で過ごした日々も今ではいとおしく感じています。3年間同じ教室で喜びや悲しみを共有しながら過ごしていくうちに、今となっては皆お互い家族と呼べるような存在となっています。授業、通学、お弁当を食べる時間など、普段は当たり前に感じていた瞬間が今は大切な思い出です。

ここからは私がなぜ他校から純心高校を入学したかについていお話します。
実は私は当時中高一貫校の中学校に通っていて、中3の秋ごろまでそのままエスカレーター式で進学するつもりでした、、が!
母や周囲の方々から純心を勧められたことがきっかけで、私は純心高校に興味を持ち、自分なりに調べました。

私が純心高校への進学を決めたのは、3つの理由があります。
英語を鍛えられる環境があったこと、
憧れていた上智大学への進学実績も豊富にあったこと、
高校でも放送部を続けられることです。

もし今、中3だった当時の私に何か伝えることができるとすれば、こう言いたいです。
「目標はちゃんと叶ったよ!純心高校を選んだ決断は間違っていなかったよ!」と。

純心高校は第一志望の大学に進学するという私の目標達成のために応援してくださっただけでなく、遅い時間まで推薦入試の面接練習に付き合ってくださったり、どんな時も相談に乗ってくれる先生方がいらっしゃったこと、そして頼りがいのある先輩方に出会うことができました。

これまでお話したように、私は純心高校に入学したからこそ、頑張れたこと、経験できたこと、達成できたことなど、得られるものがたくさんあります。皆さんもぜひ一生ものの経験を積み重ねていってほしいと心の底から思いますし、与えられた環境を生かせるか否かは自分次第です。
まずは目標をもって、いろんなことにチャレンジしながら、学校生活を楽しんでほしいです。