【学校長ブログ】3学期初めての合同朝礼
高3が月曜日から自宅学習に入り、今日は中1から高2までが体育館に集まっての合同朝礼でした。用意した原稿は下の通りだったのですが、時間を気にし,うっかり③を飛ばしてしまいました。残念。話したいことが在りすぎ。
①「ボランティア元年」
今日は阪神・淡路大震災から29年目の日。1995年の阪神・淡路大震災では、建物の倒壊や火災また長引く避難生活の中での「災害関連死」も含め6434人の方が犠牲に。この未曾有の阪神・淡路大震災では、全国から167万人以上のボランティアが参加した。その行動は一過性のものではなく、ナホトカ号重油流出事故の際も多くの方々が主体的に海岸清掃作業などに参加した。
市民活動の歴史から考えると、多くの方にとってボランティアは特別な市民団体や場合によっては趣味で活動するものと考えられていたが、この阪神・淡路大震災を機に多くの人がボランティアに関心を持つようになった。その後NPO法の制定やボランティアコーディネーターという役割も誕生した。このことが1995年を「ボランティア元年」と呼んでいる由来。
神戸のある場所の追悼のつどいでは、能登半島大震災の起きた時間に黙祷を捧げたり、「1.17」「ともに」の文字の形に並べられた灯篭に火が灯された。
② マルコ3章1~6節
この個所は、イエス様が手の萎えた人を癒した話。今朝のミサの福音の箇所。「手を伸ばしなさい」とイエス様がおっしゃって病気を癒してくださったが、この後病気を癒された人はどんな行動をするのか、どんな生き方をするのかに興味がある。
私たちは日々赦され、愛される経験をする。愛された経験があるからこそ多く人を愛せるのだと思う。
③ 「マザーテレサの祈り」より
主よ、きょう一日、貧しい人や病んでいる人を助けるために
わたしの手をお望みでしたら きょう、わたしのこの手をお使いください。
主よ、きょう一日、友を求める人々を訪れるために
わたしの足をお望みでしたら きょう、わたしのこの足をお使いください。
主よ、きょう一日、優しいことばに飢えている人々と語り合うために、
わたしの声をお望みでしたらきょう、わたしのこの声をお使いください。
主よ、きょう一日、人は人であるという理由だけで
どんな人でも愛するために、わたしの心をお望みでしたら
きょう、わたしのこの心をお使いください。
この後、高校生徒会長より能登半島地震のための募金のお礼と報告がありました。皆さんから寄せられた義援金はすべて能登半島地震のために送金させていただきました。合わせて、年末に行われたOG音楽部のクリスマスチャリティーコンサートの募金もすべてこちらに送金させていただいたことをご報告いたします。有難うございました。