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【学校長ブログ】校内クリスマス会

 12/19は校内クリスマス会で、一足早くクリスマスを祝いました。純心の校内クリスマスは毎年、第一部でクリスマス講話と聖劇、キャンドルサービスなどを実施します。そして、一人ひとりが作成したクリスマスカードを心の花束として奉献します。最後はロッシーニーの3つの聖歌から「愛」を全体合唱で締めくくります。この合唱がまた素晴らしい、魂が震える感動もの。
 今年の講話は、レデンプトール会のシスター澤にお願いいたしました。レデンプトール会は、ウクライナに修道院があり、シスター方が戦禍にある方々のために働いておられます。ウクライナの状況についてお話してくださいました。また、後で必要な物資を運んだりといった活動の様子の写真も見せていただきました。
〇戦禍の中にある方々のため、特に国の指導者のために祈っていただきたい
私たちの武器は祈りです。
〇心のケアが必要。勉強の手伝い、葬儀の手伝い、傾聴 なども。
〇必要な物資は、薬、日用品、インフラ(発電機)
 シスター澤の修道院では毎月1回、ご近所の方々と一緒にウクライナのためのお祈りの会を開催しておられます。純心のシスターも時々参加しています。
 シスター澤は、ご降誕の場面の聖書を繙き、一人ひとりに与えられた使命は何かを考え成長してほしいと話されました。ウクライナの状況の具体的なお話を伺った純心生、是非今、自分に何ができるか、何をすべきなのか、どんな生き方をしたいのかを考えるそして実行できる人になってほしいと思います。 私は、今困難な状況にある方々が安やかな心で過ごせる日が一日も早く来るようにもっと熱心に祈ろうと思いました。

*純心では宗教の時間に、クリスマスカードをつくる時間があります。紙は学校で準備、誰に届けたいのか、そしてメッセージも考える、シール、ペンその他必要だと思うものを準備してくる。 1時間で仕上げるを想定していたのですが、今年は表紙にもえらく凝ったものが多く、1時間では足りず、持ち帰って作成。作っている間は差し上げる人のことを思ってワクワク。楽しかったでしょう、きっと。
*写真は、鹿児島空港離陸後の山々。高2の修学旅行の折にとったものです。視野を広げ羽ばたく人になってほしいとの願いを込めてみました。