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純心のクリスマス~プレゼピオ~

そのころ、皇帝アウグストゥスから全領土の住民に、登録をせよとの勅令が出た。これは、キリニウスがシリア州の総督であったときに行われた最初の住民登録である。
人々は皆、登録するためにおのおの自分の町へ旅立った。
ヨセフもダビデの家に属し、その血筋であったので、ガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。
身ごもっていた、いいなずけのマリアと一緒に登録するためである。
ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、
初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。
宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。
                        【ルカ2章1~7】

12月になると、純心にはいたるところに馬小屋ができます。
馬小屋の周りには、この馬小屋でのイエス様の誕生の場面をかたどった人形が、教会や、信徒の家庭に飾られます。このクリスマスの飾りは、イタリア語で「プレゼピオ」と言われるそうです。

もうすぐクリスマスです。
貧しい馬小屋で、小さな赤ん坊としてお生まれになってくださったイエス様のことを思い起こし、クリスマスを祝いたいと思います。