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【学校長ブログ】今日は昭和の日

今日は、昭和の日だけれど出校日。
昨日から今日にかけて全国のカトリック学校の校長・理事長・総長管区長の集いが開催されています。知り合いの校長先生から「東京来るでしょ?」と連絡をいただいたのですが、このコロナ感染の状況なのでオンラインで参加。講師の先生方の講演をいつも楽しみにしています。分科会で各テーマに分かれて情報交換するのも大変有意義で有難い時間なのですが、今回の分科会は失礼させていただきました。基調講演では、「他者を意識した世界観、私たちが生きている世界の問題を意識させ、その問題を乗り越えるためのヒントを与えていくことが大事。」ということに共感しました。人を(世界を)知っていくプロセスで自分を知ることも多々あります。今年、中1の宗教を担当しているのですが、どのようにして授業を組み立てるか、この連休中にまたじっくり考えたいと思っています。
 
ところで、昭和から平成に変わった頃、まだ若い新任教師として本校に勤めていましたが、平成に変わってすぐの1991年1月17日、アメリカを中心とする多国籍軍がイラクへの攻撃を開始して湾岸戦争が始まりました。巡航ミサイルなどのハイテク兵器でイラクの軍事施設を徹底的に破壊し、空爆や地上戦で多くの市民の犠牲者が出ている様子をTVで見ながら心を痛めました。それから約30年たった今、ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻によってまた多くのいのちが犠牲になっています。人は何故同じ轍を踏むのだろうかと考え込んでしまいます。
今日は昭和の日。
無謀な戦いで人々が苦しむ激動の時代を顧みるという特別な意味が今日あるのかもしれません。
 
さて、明日から連休に入ります。 
コロナ感染予防対策をとりながら良いお休みをお過ごしください。


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