プロジェクト創造探究 レポート②
高校2年選抜コースの生徒たちは、プロジェクト創造探究を通じて、地域や社会の課題解決に取り組んでいます。このプログラムは「マイプロジェクト」と呼ばれ、地域の課題を発見し、理解し、解決策を考える活動を行っています。
前回の投稿に続き、活動の軌跡をアップします。各プロジェクトへの応援をよろしくお願いします!
睡眠を増やすために宿題を減らすプロジェクト
宿題の必要性についてネットで調査しました。デューク大学のハリス・クーパー氏によると、小学生や中学生が宿題をしても成績向上の証拠はなく、高校生でも1日2時間が限度で、それ以上は利益が減少することがわかりました。次に、先輩たちに宿題にかかる時間を質問し、先生たちにアポを取る予定です。学校は生徒が自走する学びができるように研究が始まりました。宿題の出し方についても、生徒一人一人に合った内容にする工夫が必要だと考えました。
クリーンアッププロジェクト
環境未来館を訪れ、有益な情報を得ることができました。亀の胃の中にはプラスチックや金属、小枝などが含まれており、歯ブラシや足拭きマットにも海洋プラスチックが含まれていることがわかりました。次に、プロジェクトの明確化を進める予定です。多くの団体が海洋プラスチックの減少に向けて活動しているものの、まだ十分に減らせていないことに驚きました。帰り道に甲突川で発泡スチロールを見つけたことも含め、これらの発見を参考にしていきたいと思います。
ユーグレナを広めたい
起業体験プロジェクトの振り返りを行い、販売したい商品やその経営戦略、顧客ターゲット、付加価値について考えました。差別化戦略を取り入れましたが、他の商品より高くても買ってもらえるように工夫するのが難しいと感じました。次に、今日考えた差別化戦略をブラッシュアップしていく予定です。起業について学んだことで現実味が増し、今回の探究活動に大きく活かせると感じました。
参加した起業体験はこちらです。
鹿児島の事を知ってもらいたい
ターゲットを絞ることで、イベントの内容やヒットしそうなアイデアが浮かび、ターゲットを絞る大切さを改めて感じました。次に、会場やイベント内容を明確にする予定です。ターゲットを絞って自分のアイデアと重ねて考えることで、プロジェクトがさらに具体的になった気がします。
トカラ馬を広めて活用し、安定した需要を生み出せるようにする
トカラ馬に関わる人たちが共通で直面している課題を発見し、プロジェクトを再構築しました。トカラ馬を活用しようとする団体が存在し、広めるだけでは不十分であることがわかりました。次に、トカラ馬をどのように広めていくかをさらに深く考え、他の在来馬の活躍を参考にする予定です。前回の活動と比べて少しずつ進展し、解決の糸口をつかめたと感じています。共通の課題を抱えていることから仲間意識も感じました。
自分たちが行動することによって、魚に興味を持ってくれる人を増やす。
魚を買う場所を確認し、購入する魚と作る料理を決めました。サバが家庭料理に良く使われ、調理の幅が広いことがわかりました。次に、テスト明けに卸売魚市場に行き、魚を手に入れて調理する予定です。しっかり計画を立て、買い出しを行い、当日に向けて準備を進めたいと思います。魚の調理は難しくて大変というイメージがありましたが、実際に料理を決めると多くの選択肢があることに気づきました。もっと多くの人が魚を調理したいと思えるようなアイデアを生み出したいです。
子どもに運動する習慣を身に着けてもらいたい!!
鹿児島で開催されるスポーツイベントを見つけ、見学の連絡を取りました。外部の団体との連絡方法を学び、次に主催者の方にする質問内容を決める予定です。外部の団体の方々に協力をいただき、自分たちの探究活動を手伝ってもらえることになったので、しっかりと成果を出したいと思います。